学生時代の先生宅の庭計画のつづき。
イメージスクラップをたくさん携えて敷地に行ってきました。
そこは居間や和室から眺めるというのではなくて、家の脇にある幅の広い通路といったところ。
庭木を植えたりしているものの実際はプロパンガスを裏に運ぶ以外は特に目的をもった使われ方はしていないという、ぼんやりとした景色なのでした。
それは追々として、ここでイメージスクラップを使ってどのような雰囲気が好みかを探って進めていきました。様々なイメージからえり抜いて浮かび上がったのは「和」。
「日本庭園」ではなかったところがポイントです。ここで季節を感じたいとの依頼となりました。
また、敷地は
1.アプローチ部分とメイン部分に分けられる
2.それぞれの敷地形状は奥が狭い台形状
3.敷地外の景色へ視線が抜けてしまっている
という特徴を見つけました。
そして、まとまった設計案は職人さんではなく、依頼主である先生が時間をかけて自ら作っていくというのも大きなポイントです。
つづく。
日々の寒さも和らぐひと時を感じることも増えてきました。というより、花粉が気になりだしました。春が近いです。
各地で卒業製作展が開催されて、毎週力作ぞろいの展示を巡っています。建築はもちろん、絵画・グラフィック・彫刻・プロダクトなどなど見ていて飽きません。
そのひとつ、代官山ヒルサイドテラスでは、トウキョウ建築コレクションという全国修士設計・論文展が行われていました。プレゼンテーションも拝聴でき熱さが伝わってくる展示で、刺激を存分に享受できるというのもこういったイベントのいいところです。
足を向けたついでに、旧山手通り沿い昨年暮れにオープンの「蔦屋書店」に、初めて訪れました。
蔦屋「T」の文字をモチーフにした外観、ディテールで新しくてポップな建築なのかと写真を見て感じていましたが、訪れてみると実に品が良く、いつまでもいたい落ち着いた場所。
ヒルサイドテラスとの関係も違和感なく代官山の街並みに融け込んでいました。室内と外部との関係も程よくて心地がよく、背伸びをしなくても、ゆっくり時間を楽しめる場所です。
本と音楽が好きな方に是非おすすめ。